宮城 被災地の状況・・・・・変化

 先日、たくさんの支援物資を送っていただきありがとうございました。

人と人のつながりを感じ、地震前まで、毎日どこかで人の心が濁ったような事件などが起こっていたが、地震後でも事件や政治、原発など暗く辛いニュースなどあるけれど、その中で、本来の人間らしい、温かい思いやり、行動がたくさん感じられます。

 

 現在、ボランティアや支援金、支援物資など、被災者への支援がいろいろなルートで援助されていますが、徐々に変わりつつあります。被災者もいつまでも受け身ではいられないという行動なのか?受け身から、自立へと変わりつつあります。

 

 実際、石巻市渡波地区など、今までは、支援物資を避難所や在宅へ運ばれていたのが、支援物資などは自分で取りに行くという、行動も見られています。渡波駅で、ダンボールの中に支援物資が置かれており、欲しい方が、直接取りに行っています。また、たくさんの仕事を失った方が、地元復興のために、がれき撤去作業等を仕事として働いています。

 高齢者など、動くことが大変な方々もたくさんおり、仕方がない部分もありますが、行動することが出来る方々は、自ら行動することはとても大事なことだなと思います。いつまでも受け身では、いつまでも以前の生活を取り戻すことが出来ない、生きる希望も見いだせない…地震発生から時が止まり、あの辛さから脱出できないと思います。

しかし、みんなそこから脱出しようと、被災者や支援してくれるみんなが、そう願っています。

 

 今、東日本全体で、かなりの復興の活力がみなぎっています。

 各地復興イベントで盛り上がり、こういった原動力がないと復興に力がでないと思います。仙台、石巻等、花火大会が開催されます。以前は自粛自粛で花火なんて…という感じでしたが、今は復興ムードです。知り合いに花火師さんがいますが、大忙しです。私も時々ボランティアでお手伝いさせていただいておりますが、人手が足りないと言っておりました。しかし夜空にたくさんの花を咲かせたいと、毎日汗を流しながら、玉に火薬と命を込めて作っていました。

 

 今後も支援は必要です。本当にまだまだ水道、電気、ガスなど止まった場所もたくさんあります。復興に時間はかかると思いますが、人間のやさしさ、あたたかい行動が、生活を取り戻すことにつながっていると思います。

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